社会医療法人社団十全会 心臓病センター榊原病院


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細いカテーテルを使用したステント治療を行っています
カテーテルの太さが細いほど
 冠動脈の狭窄を広げるカテーテル治療は、以前は足の付け根からが主流でしたが、体への負担が少ない手首からの治療へ方向転換してきました。
 しかし、手首からの治療にも問題があります。小柄な高齢の病客さまなどでは、手首の動脈が細く、約2mmの太さのカテーテルも挿入出来ないことがあります。その場合、出血の合併症の多い肘の部分の動脈や、従来の足の付け根から治療を行わなければなりませんでした。
 ただし、最近ではさらに細い約1.7mmや約1.4mmの治療用カテーテルが使用可能となり、上記のような方も手首からの治療を行うことが出来るようになってきました。
カテーテルの太さの違い
約1.7mmのカテーテルを用いた治療
 一方、細いカテーテルにも欠点があります。カテーテルが細いほど抜けやすくなり、ステントという金属の筒を通すのがより難しくなります。また、血管の内腔が細すぎることで一部の治療器具は使用出来ません。結果、約2mmよりも細いカテーテルを用いた治療がすべての病客さまに行えるわけではありませんが、病変の部位や形態に問題なければ、治療可能な病客さまも多くおられます。
 今後、約1.7mm、約1.4mmといった細いカテーテル治療が主流となる日もそう遠くないでしょう。