社会医療法人社団十全会 心臓病センター榊原病院


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驚きの回復力!足こぎ車いす 新導入
 2012年3月19日 NHK「サキどり」で紹介された「足こぎ車いす」が、2012年5月21日から、当院でも使用できるようになりました。
 車いすの方でも トレーニングが可能です。また、歩行困難な方でも自身の両足でペダルを漕ぎ、自由に走ることができるので、寝たきりを防ぎます。
検証!足こぎ車いすによる驚きの回復力
 足こぎ車いすで脳卒中病客さまの足の機能回復にどのくらい効果があるのか実験をしました。

 青い線は右足の力加減。赤い線は左足の力加減。4年前に脳卒中を患い左半身が麻痺した病客さま。ズレをあらわす数値は「24」で、力の加減は大きくずれています。ペダルの動きに合わせて筋肉をコントロール出来ないのです。4人の病客さまを測定したところ、健康な人に比べて左右のズレが大きいことがわかりました。

 実験のあと、4人の皆さんには、足こぎ車いすを自宅に持ち帰って一日20分以上、一週間使ってもらうことにしました。「とても楽しい。降りないでこれに乗っていたい(笑)」「おれが普通に歩くより早い。」など、皆さん楽しみながら足こぎ車いすを使っています。

 一週間後、前回と同じ実験をしてみました。個人差はあるものの、左右の足のバランスが良くなったことがわかります。一般的なリハビリでは、発病して半年から一年ぐらい経つとリハビリで劇的な良い変化はなくなると想定されますが、足こぎ車いすを使うことによって改善が見られたのです。実験に立ち会った専門家も、「足こぎ車いすを継続して使えば、今後リハビリに大きく役立つのでは」と期待しています。

(2012年3月19日放送 NHK「サキどり」より)
脳卒中病客さまの足こぎ車いすによる効果